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ライザップ イングリッシュに通いました(前半)

2020年2月から6月までライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)に通いました。

この記事では実際に4ヶ月間ライザップイングリッシュで英語を勉強した私の経験を紹介します。

 

なぜ、経験を紹介しようと思ったか

ライザップイングリッシュで本当に効果がでるのか、そもそもライザップでいいのか本気で悩んでインターネットで色々検索したのですが、無料体験記か英会話スクールの比較サイトくらいしかヒットせず、実際に入会し、生々しい実体験を紹介したサイトはほとんどなかったことが理由です。

基本的に申し込みに誘導したいので、良いことばかり書いてありますし、バランスをとって悪い話もまぁ書いてないわけではないですが、最後にはオススメです!って締めているサイトのなんと多いいことか・・・全く信用できません。

という訳で、私は生温い体験記ではなく、自費にてライザップイングリッシュを体験した結果を紹介したいと思います。

 

受講前スペック

まず、私の受講前の英語力を紹介

  • TOEIC800点(L425:R:375)※2019年6月テスト

800点というのは結構高い方と思われるかもしれませんが、実践では全く役に立たないレベルと考えています。逆にTOEICが低くても英語でコミュニケーションをとれる人もいるので、TOEICの点数と英語実践力はほとんど関係はないと思っています。

 

具体的には何が苦手なのか

圧倒的にリスニングとスピーキングが苦手です。TOEICのリスニングではそれなりのスコアを取っているのですが、これはテスト対策が功を奏しているのと、とても綺麗なテスト用の音声のおかげだと思っています。

例えば海外ドラマ、映画、ニュースなんて90%以上分からないレベル。英語全体がくちゃっと聞こえてしまっていて、何を行っているのかわかりません。後述しますが、ライザップイングリッシュを受講しようと思い立ったきっかけである勤務先の英語の会議なんて何をいっているのかほとんどわからないレベル

ただ、リーディングやライティングはそれなりにできます。時間はかかりますが、英文読解や英文メールなら書けます。あと、Google翻訳最強。

 

受講のきっかけ

私の場合、英語コミュケーションが必須となるような職場に転職したことがきっかけです。日本国内の製造業なのですが、製造拠点が海外にあるため、海外スタッフとコミュニケーションをする必要があるんですね。

転職時の募集要項には英語力歓迎くらいしか書いてなかったのに、実際は必須に近いという想定外の状況でした。

で、早速海外スタッフと会議する機会があったのですが、何を言っているかほとんど分からない訳です。何言っているか分からないから、何を言っていいか分からない。

コミュニケーションの崩壊。言葉が通じなければ、コミュニケーションも始まりません。これは仕事に支障があるぞ・・・ということで短期で英語力を上げることができる(らしい)ライザップイングリッシュの受講を決意した訳です。

  

なぜライザップイングリッシュを選んだか

まず普通の英会話スクールは目的に合わないと判断しました。今まさに困っているので、短期で結果を出したい。となると短期集中型の英会話スクールに絞られます。

そして短期集中型の英会話スクールを色々調べてみると、ライザップイングリッシュ以外にも数社存在していることがわかりました。

ただ、ライザップは大手であることによる安心感、教室の立地が良いと感じたことから同社に決定。

ただ、誤解して欲しくないのは他のスクールが悪いと言っているわけでありません。きちんと調べたわけではないんですね。色々なスクールを調べることがだんだんと億劫になってきて、最後はライザップだし大丈夫だろう、という思いに至ったことが本当の理由です(笑)。

 

受講したコース

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コミュニケーションが苦手なので、『英会話スキルアップコース』の『Communication2』というコースにしました。RIZAPが提供しているコース中で、2020年3月時点ではもっとも難易度が高いコースです。このコースは45万円(税別)という躊躇する金額。税込なら49万5千円です。ただ、2020年3月下旬からコース体系が変わっているので、このコースはもう提供されていません。

 

入ってから分かった良いこと、悪いこと

こんな感じでライザップイングリッシュに決めた訳ですが、入ってみて分かった良い点と悪い点を紹介します。

 

良い点1:講師が日本人であること

大人が英語の勉強をするなら、日本人に限ります。

分からないことは日本語で確認できる。これは重要です。あと日本人の苦手なところも分かってくれる。というか、言わなくても分かってくれる。これは短い期間で効率的に学習するには重要なこと。

きちんと学びたいのであれば、日本人の講師の方が良いのだと思いました。わからないところはとことん日本語で、納得のいくまで学習できるのは短期で英語力をあげるのには重要なことです。

 

良い点2:聞けるためのトレーニング、話せるためのトレーニングが理論的

聞ける、話せる状態に最短で到達するための方法に基づいてトレーニングを受けられます。毎日3時間ほどの自習(シュクダイと呼ばれる)を要求されるのですが、その3時間の学習で英語力がもっとも高まるような学習方法が身に付きます。

今まで市販のテキストで勉強していたけど、英語力が伸びる方法で取り組まないと効果はないのだと実感。逆に、ライザップイングリッシュで学習方法を身につけてしまえば、既存の市販テキストでも十分にレベルアップ可能だと思います。

英語の勉強は何を勉強するか、よりも良い勉強の仕方が大事なんだと実感。正しい勉強方法で、英語を勉強すべし。

 

良い点3:教材内容がリアルなビジネスより

主人公のジュンがアメリカ拠点に出向して仕事をする内容がテーマとなっていて、現実にありえそうなシーンが多くあって楽しく学習できます。

アメリカへの移動、生活基盤を整えるための各種手続き、新拠点開設のための業者探し、プレゼン、日本本社と海外支社との調整、契約打ち切り交渉などなど。自分の仕事のシーンに置き換えて使えそうなテキストです。

 

良い点4:オンラインセッションが優秀

これは完全に予定外だったのですが、コロナウイルスの影響で対面セッションからオンラインセッションに途中から移行しました。オンラインだとセッション効率が落ちるかと思いましたが、そんなことは全くなく、対面セッションと同じくらいの効果がありました。

講師の方はカメラを2台使い、1台は講師を映し、もう1台は講師の手元のテキストを映して、これまた上手に切り替えながらセッションを進めていたのが好印象。

オンラインである制約をほとんど感じさせずセッションが受けられます。感染リスクを避けつつ、高品質なレッスンを受けられたことはすごいと思います。

 

悪い点:予約の変更が難しい

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当然悪いと感じた部分もあるわけでして、それは予約のことです。

RIZAPは入会時に3ヶ月分(全25回)のセッションを一気に予約します。週二回、同じ曜日同じ時間です。ただ、当然ながら受講者の家庭や仕事の都合で予約を変更しなければいけない場合があります。

その場合、前日の19:00までであれば変更手続きを行うことができるのですが、代替日があまり空いていません。入会希望者が多く、空きスロットがあまり無いようです。これには少し困りました。

ただ、RIZAPは3ヶ月で終了する予定でセッションを組みますが、規則では初回セッションの開始から4ヶ月以内に全てのセッションを終えられれば良いことになっています。ですので、終了日付が後ろ倒しになることに問題がなければ、大した欠点にはなりません。

 

次の記事でどのような学習を行ったのか、そして英語力がどう変化したのか紹介します。

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