当ブログで度々取り上げているJALの予約システムの刷新ですが、問題なく刷新できるのか、不安があります。というのも、システム刷新に伴う制度変更のアナウンスが何度も更新されているためです。
新システムへの切り替えが2ヶ月後に迫っているにもかかわらず、制度変更のお知らせが何度が更新されています(執筆時点では、9月13日が最終更新日)。
新システムへの移行による変更点は、通常であれば全て洗い出してから公表されるべきでしょう。小出しに公表されているという事実は、次から次へと新しいことが判明している、と推測できなくもありません。他人事ながら、JALの内部を心配してしまいます。
過去のシステム不具合
システム刷新に関してはANAが先行していて、トラブルもANAが先行しています(笑)。
- 国際線予約システムをアマデウスへ切り替えて混乱(2015年4月12日)
たしか、ANAの場合はシステム刷新によって予約履歴が表示されなかったり、航空職員の操作不慣れで余計に時間がかかったり・・・とにかく混乱していたような気がします。
たびたび更新される制度変更アナウンスに一抹の不安が・・・
そして、JALに関して私が最も心配していることは、予約システムの刷新による影響の全容をJALも把握できていないのでは?ということ。システムの刷新によって、予約制度が変更されること自体は普通です。ですが、何が変更されるのか、ということは前もって全てを把握しておくべきでしょう。
これほど大きなシステムの刷新を2ヶ月後に控えていて、未だに制度変更の全容が明らかになっていないとは、一抹の不安を抱かざるを得ません。
自衛策も検討すべき
システムトラブルが発生しないようにJALには頑張っていただきたいのですが、利用者としてはシステムトラブルが発生しても焦らないように準備しておきましょう。
- 予約情報を紙で印刷しておく(予約情報が見えなくなるかも)
- 早めに空港に行く(カウンターの待ち時間が数時間以上になる可能性あり)
とりあえず、このくらいでしょうか。なんにせよ、トラブルが発生すれば空港は大混雑しますし、手続きに時間がかかることは必至です。できる限り自衛しておきましょう。
トラブルが起きなくても、混乱するかも
ちなみに、システム的なトラブルが発生しなくても、混乱が発生する可能性があります。それは、システム操作に不慣れなJAL職員による手続き対応の遅れです。どんなに事前に訓練していても、新システムへ移行すれば一旦、熟練度はリセットされます。
JAL職員としては、不慣れなシステムを使って業務を行わなければならないわけですから、空港の混雑はもちろんのこと、電話による予約業務も混雑することが想定されます。
特に、システムが刷新される11月16日に電話による予約を依頼するときは、注意が必要かも知れませんね。