当ブログではあまりビジネスホテルのことは記事にしません。ビジネスホテルは基本的に宿泊特化型ですから、寝ること以外にあまり特筆すべき内容が無く、また写真映えもしないので記事にしても面白くないのです。
とはいうものの、私自身、ビジネスホテルへの宿泊回数はなかなか多いのも事実。面白いことがあれば、いつか記事にしようと思っていました。
此度、スーパーホテルへの宿泊数が130泊を越えたので、記念にスーパーホテルについて色々と書いてみることにします。
どのくらいのペースで宿泊したのか
まずはじめに私のスーパーホテル宿泊記録を簡単に紹介します。
- 使い始めたのは四年前
- 最初の二年で100泊くらいしているはず
大雑把な説明ですが、大体の宿泊ペースは伝わるかと思います。これが出張族の実態です。当時はまだ、独身でしたから喜んで出張していました。今ではとてもとても、といった感じ。
なお、宿泊数を知ったのはチェックイン時に受付にてスタッフから告げられた時です。
「本日で130泊目です!」
どうせなら100泊目の時に教えて欲しかったのですが…
スーパーホテルの特徴は安眠特化ということ
私の宿泊記録はこのくらいにして、スーパーホテルの特徴について考えてみます。スーパーホテルの特徴といえば、
- 安眠特化のホテルということ
- 無料の朝食があるということ
- 水道のお水の味が悪くないこと
このくらいでしょうか。個人的には重視していませんが、温泉があることも人によっては大事かもしれません。
安眠特化とは
スーパーホテルは睡眠環境に力を入れています。ビジネスホテルはまさに寝るためのホテルですから、力を入れる場所はあっています。さて、具体的にどのような所に注力しているかというと、
・静かさ
です。もちろん、自由に枕を選べたり、照明の光量が抑えめであったりと安眠するための工夫はあるのですが、もっとも特徴的なのは静かさでしょう。
ビジネスホテルで静寂さを求めることは難しい
スーパーホテルの特徴は静寂さなのですが、ビジネスホテル全般に言える事として、防音は今ひとつ、という評価があります。この評価は、ビジネスホテルがフロアの面積に対して、大量の部屋を擁していることと関係があります。
すなわち、部屋を増やすと建物構造上の制限として、部屋間の壁(戸境壁)を軽く作ることが求められる訳ですね。防音は基本的には重さで決まります。
私は専門家ではありませんので、細部の説明出来ませんが、簡単にいうと次の通りです。
- 戸境壁をコンクリで作ると自重が重くなり、建物自体が支えられない
- よって、ビジネスホテルの戸境はコンクリの壁(湿式壁)ではなく、軽量な石膏ボードによる乾式壁となる
乾式壁だと遮音性に難がある場合も
乾式壁は湿式壁と比較して防音性が劣ります。酷いものだと、隣の客室の音が聞こえてくることも。もちろん、乾式壁の全てが悪いものではありません。例えば、高層ゆえに軽量に作らなければならないタワーマンションに採用されているような乾式壁であれば、防音性はかなり高いですから隣戸の音は気にならないと思います。
ですが、コストを安く抑えたいビジネスホテルの場合、採用される乾式壁はグレードが低い場合が多いですね。グレードが低ければ、当然、隣客室の音が伝播してくることになります。
スーパーホテルの乾式壁は少し良いものを使っている?部屋扉の防音にも着目!
さて、スーパーホテルの話に戻りましょう。スーパーホテルの戸境壁は比較的厚めだと思います。実際、壁を軽く叩いてみると案外しっかりとした作りに驚くはずです。しかもスーパーホテルは戸境壁だけでなく、部屋扉もしっかりと防音しています。
古めのホテルにありがちなのですが、部屋扉が密閉されておらず、廊下との間に隙間があることがあります。スーパーホテルはここにも気を配っていて、きちんと部屋扉が密閉されています。
廊下から入り込む音は結構気になりますし、自部屋の音も漏れてしまうことになりますから、この配慮はありがたいところ。スーパーホテルは音環境に気を遣っているビジネスホテルなのです。
スタッフのこと
いかにビジネスホテルとはいえど、スタッフの質も大切ですね。スーパホテルだと、スタッフとコミュニケーションをとれるのはチェックインの時だけです(チェックアウトの手続きは無い)。
ですからあまり接する機会の無いスタッフに対して、いろいろと評価するのは難しいというのが正直なところ。ただ、一応130泊利用した私があえて評価するならば、今までに一度として不快な思いをしたことは無かった、ということは言えますね。
むしろ明るく元気なスタッフが多く、好印象を抱くこともしばしば。私がスーパーホテルに対して良いイメージをもっているのはそのおかげかもしれません。
今後もスーパーホテルステイは続く
私がスーパーホテルを使い続けているのは、リーズナブルな割に睡眠環境がきちんと考えられていることが大きな理由です。私自身、今後も長く使うことになるのだろうと予想しています。
スーパーホテルについては、この他にもいろいろと語りたいことはあるのですが、本日はこのくらいにしておきます。続きは200泊を到達した時にでも。
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