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羽田ークアラルンプール ANA

この記事は今年2本目となります。ピークだった2016年は100本以上の記事をUPしていましたが、2020年はこのペースだと年間12本となります。実際のところ、既に昨年から投稿数は激減しており、それに合わせるかのようにPV数も激減してしました。

さすがにいけないと思いつつも、なかなか投稿のペースをあげることができない状態が続いています。なるべく頑張って月に1本以上は投稿することを目標にしますので、よろしくお願いします。

 

さて、此度のフライトは成田を出発し、行き先はマレーシアの首都クアラルンプールとなる深夜便の紹介です。

なお、今回は独断と偏見のレビューを中心にした構成でお送りします。

 

チェック1:運航スケジュールは人に優しいか→合格

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今回のフライトは00:05に出発し06:30に到着するANA深夜便(NH885)です。現地への到着時間を考えても、時差(1H)を考えても、北米路線と比べると非常に身体に優しい行程となっています。よって、ダイヤは合格とします。

合格といっても、JALも同じ時刻で運航していますので、特段ANAが優れている、という訳ではありません。

  

チェック2:前席との間隔→背が低め/足短めならば合格

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※座席はエコノミークラスの最前席、通称バルクヘッド席と言われている場所でのレビューとなります。

この席には前席は無く、プレミアムエコノミークラスとの間にある間仕切り(bulkhead)があるのみです。そのため、圧迫感は少なめです。

 

一方、前方が壁なので意外と足が伸ばせない、というデメリットがあります。私は小柄(身長165センチ程度)で短足ですので、そんなに気になりませんでしたが、普通の方は足元が狭いと感じられると思います。

 

それだけでなく、バルクヘッド席のため、

  • 個人モニターは出し入れ式であり、離着陸時にしまう必要があるため少し面倒
  • 収納は少なめ
  • テーブルが平行にならず斜めなので、ドリンクが倒れそうで気になる

のようなデメリットもあります。

 

評価は悩みましたが、私のように小柄&短足という条件付きで合格としました。

 

チェック3:隣席との間隔→不合格

ANAのB787-9はANAの主力であり、その快適さが強くアピールされていますが、エコノミークラスの隣席間隔は実際のところどうなのでしょうか。

その評価ですが、結論としては不合格という評価となりました。JALの国際線は2−4−2の配置で合計8列となっており、これは一般成人男性であれば北米などの長時間フライトでもなんとか耐えられるレベルです。

ですが、ANAのB787は3−3−3という収益最優先の配置で9列も詰め込んだためか、座席幅が狭く、隣席の方の腕や肩と触れてしまうレベルで狭いです

家族や恋人なら温もりが伝わる丁度良い距離ですが、他人であれば気持ち悪さを感じる距離といえます。

 

またこれは国際線であることも注意が必要です。私の主戦場である国内線とは異なり、国際線は外国人客が多いため、基本的に大柄な客が多いです。見ず知らずの大柄な男性と肩を寄せて数時間過ごすことに喜びを感じる人でないと辛いかもしれません。

ANAのB787は現代の奴隷船と誰かが言っていましたが、その表現はあながち大げさではありません。

 

チェック4:機内食の味→合格

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これは合格です。期待していませんでしたが、良い意味で裏切られるという結果に。普通に美味しいです。

ただ、味は好みがありますから、私の評価は鵜呑みにしないでください。「ANAは機内食美味しいらしいよ!」といってANAを選んで全く口に合わなかったとしても私のせいにしないでください。

 

チェック5:機内食の提供タイミング→不合格

機内食の味は高評価でしたが、提供のタイミングはどうなのでしょうか。

NH885便の場合、機内食の提供は到着2時間前付近となります。つまり、日本時間を基準にすると午前3時くらいとなります。

バイオリズムを完全に壊しに来ている機内食提供タイミングに悪意すら感じます。当然、不合格という評価となりました。

国際線ですから機内食が提供されるのは当たり前かもしれません。ですが、それに拘るがあまり体内時計を崩す時間に機内食が提供されます。

とはいっても乗客にも非はあります。せっかくだし・・・という気持ちでついつい食べてしまうのでないでしょうか。双方、本当に必要か?と思いつつ、一応提供しよう、一応食べようという感じになっているのを否めません。

いっそのこと、機内食は事前申請にするくらいの英断をしてくれれば、私的には文句なしの合格となります。

 

総評

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チェック項目5つのうち、合格は3つとなりました。これだけ見れば中〜高評価と言えなくもありませんが、チェック3(隣席との間隔)で述べたように現代の奴隷船ともいえる詰め込み方を日本を代表するエアラインが行うのは感心しません。

ANAのエコノミークラスに対する設計思想は「ここまでなら我慢できるだろう」という考えだったのではないかと邪推してしまうレベルです。ANAはフルサービスエアラインなのですから、「どうしたら快適に過ごしてもらえるか」をもっと真剣に考えてもらいたいものです。

(私はJAL贔屓ですからあまり説得力がありませんが、JALの国際線エコノミーは快適なシートです。)

 

お断り

ここまで偉そうにコメントしてきました。気分を害された方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ござません。ですが冒頭でお断りしたように、今回は完全に独断と偏見でお送りしておりますので、暖かい目で見守っていただけますと幸いです。

また、無いとは思いますが、くれぐれも当記事を真に受けて参考にするような愚行はなさらないでください。

ここまでお読みくださり有難うございました。