Spice Up Your Life

ほんの少し楽しく生活する話題を提供するブログです

2024年スタート

3年半ぶりの更新となります。

 

仕事が多忙になり、飛行機も利用しなくなり、コロナ期間もあってブログ記事の更新が疎かになっていました。気づけば3年半も更新していませんでした。

近況報告として、昨年の振り返りから。

 

2023年は50,000FOP達成

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いきなりなんですが、2023年は飛行機利用が一気に増えました。仕事で32回、旅行で2回利用。気づけば50,000FOP超えていました。以前と同じく国内線がメインですが、数回は国際線がありました。2024年もこのペースを継続できれば、記事ネタには困らなさそうです。

 

様変わりしたホテル事情

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ホテル事情は非常に苦しくなりました。コロナが明け後はインバウンドの拡大に合わせて宿泊料金が高騰。特に私の主戦場であった都内はえぐい値上がりで気軽に宿泊することが難しくなりました。それでも、マイルを宿泊チケットに交換したり、閑散期を狙ったりして活動していました。オークラ東京(虎ノ門)2泊は思い切った贅沢でしたね。

 

2024年の展望

自分を取り巻く環境や考え方はこの3年半で大分変化しました。飛行機やホテルといった事項への関心は引き続きありますが、ブログの収益化という興味はすっかり薄れてしまいました。サイトの構成をみると、ずいぶんとアドセンス広告が多かったので、こちらはすべて削除しました。代わりに過去の考えや活動を記録することが大切なことだと思うようになりました。

今後は仕事関連ではITの領域、個人関連では使ってみて、買ってみて良かったサービスや物の話もブログに記録していこうと考えています。

ライザップイングリッシュに通いました(後半)〜受講終了後の変化

前回記事でライザップイングリッシュに決めるまでの経緯や実際に通ってみてわかった良い点、悪い点を紹介しました。

今回はそのお話の続きです。受講中どのように学習するのか、そしてどのくらい英語力が変化したのか紹介します。

 

※前回記事や私の受講したコースはこちらです。

www.sukoshi-tanoshiku.com

 

記事が長いので、目次をつけました。ライザップイングリッシュに通った後の英語力の変化について知りたい人は、てっとり早く最後の方までスクロールしてください。

 

ライザップイングリッシュで英語を学ぶ流れ

ライザップイングリッシュに入会すると週2回のセッションと毎日3時間のシュクダイ(なぜか片仮名)を行うようになります。週2回のセッションは補助的なもので、メインは毎日3時間のシュクダイです。初回セッションで英語を聞ける、話せるようになるための学習方法を教え込まれ、その後、毎日3時間のシュクダイで実践して英語力を鍛え上げていく、そして週2回のセッションで学習状況をチェックしていくという感じです。

 

セッションとシュクダイの繰り返し

少し詳しく説明しますと、セッションの終了後、次のセッションまでに指定された範囲の学習(シュクダイ)を行い、その結果を次のセッションで確認するという流れとなります。

私の受講した『Communication2』の場合、英語の音のルールに注意してテキスト内容を完全にマスターできるようにシュクダイに取り組み、その後、セッション内で講師に発音を確認してもらったり、不明点を質問したりします。

このセッションの中で、講師が生徒の弱点や苦手なところを抽出し、都度直していき、シュクダイの範囲を完全に聞けるように、完全に発音できるように仕上げていく感じとなります。

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シュクダイで音声聞いて100%英語の音を理解できることを目指す。そして、セッションで仕上げていく

発音出来ていないところは、自分では絶対に気づけないんですね。自分では100%と思っていても、実は出来ていないところがあるんです。それをセッションで修正していく感じです。

そのほか、私の場合は、セッション中に勉強方法の相談に乗ってもらったり、仕事で使う英語表現の相談をしたり、仕事上の課題を英語で説明するトレーニングをしてもらいました。

 

シュクダイ3時間

毎日のシュクダイは3時間を目標とされます。無理だと思いましたが、頑張れば捻出できそうな感じです。通勤時間中や昼休み中、帰宅後等、とにかく時間があればシュクダイをしましょう。英語力UPのためには絶対量が必要であって、どんなに効果の高い勉強法が身についても、時間が不足していれば英語力は伸びないようです。「質×量=英語力」という簡単な理屈です。

モチベーション維持のため、毎日講師にメールで学習状況を報告します。ただ、これは人によってはやらなくても良いみたいです。というか、私はほとんど報告しなかったです(笑)。

なお、途中からコロナウイルスの影響で在宅勤務となり、通勤時間がなくなったのですが、私の場合、逆に勉強時間が確保できなくなってしまいました。通勤時間が減った分、寝るようになったのがいけませんね(笑)。なにはともあれ、ざっくり以下のような感じで勉強していました。

 

単語

セッション内の単語を覚えます。英語と日本語の相互の変換が一瞬でできるようになるまで覚える作業。私の場合、受験英語で多くの単語は暗記していたので、あまり時間をかけませんでした。ただ、受験英語にもTOEICにも出てこないビジネスシーンに特化した気の利いた表現があるので楽しく覚えられれます。

 

リーディング

英語を英語の語順通り理解できるように単語単位ではなく、ある程度のかたまりで理解できるように読みます。私の場合、視覚からはいってきたものは、ある程度語順通り読めますので、こちらもあまり時間はかけませんでした。

 

音声チェック&オーバーラッピング

かなり時間をかけました。音声を聴きながら、英語の音のルールにもとづいてテキストをチェックしていきます。ここは繋がってるな〜とか、発音されてないな〜とか、そのようなものをチェックして100%音を聞き取れるようにしていきます。そして実際に音声に合わせて一緒に発音してみる。これを何度も繰り返します。

主要単語が聞こえて文意がわかる、というレベルではダメで、a とか the といった冠詞、三単元の s まで精緻に聞き取れるようになるまでチェックします。冠詞はほとんど発音されていないのですが、確かにそこに"ある"んですね。これが聞き取れて、発音できるようになるまで、ひたすら音声チェックと発音(オーバーラッピング)です。

 

ディクテーション

英語学習の王道中の王道。ただ、あまり時間はかけませんでした。どちらかというと、音をきちんと聞き取れていることを確認するための作業。要は音声チェックの仕上がり具合を確かめるために行いました。

 

シャドーイング

時間をかけた学習その2。音声のみ聞いて、少し遅れて発音する勉強法。これが難しいです。音にのみ集中すればなんとかできるのですが、意味まで頭に浮かべてシャドーイングするのは至難の業。繰り返しになりますが、主要単語が聞こえて文意が分かるという状態ではだめで、英語の1つ1つの音を聞き分けて、頭に意味を浮かばせながら、それでいて正確に発音できる状態にまでもっていかなければなりません。試しに日本語のニュース音声でやってみてください。音だけならできますが、意味まで頭に留めるとなると母国語でも結構難しいです。これを英語でやります。

これをマスターすれば、相手の言っていることを英語のまま正確に理解できてるってことになります

 

1日の予定や振り返りを英語で話す

ここまで紹介した勉強方法は聞くためのトレーニングです。オーバーラッピングやシャドーイングでは声に出していましたが、これは聞く能力を高めるためのトレーニングであり、話すためのトレーニングではありません。では、話すためのトレーニングとして何をやっていたのかというと、1日の予定や振り返りを英語で行うというもの。これに割く時間は決して多くはありませんでしたが、話すトレーニングとしては非常に有用でした。

 

英語力はどうなったか

途中コロナウイルス影響でライザップのレッスン自体が中止になったりして、結局4ヶ月かかったのですが、終わってみて私の英語力がどうなったか?という正直なところをお伝えます。

 

自分の専門分野や一般的なトピックであれば、なんとかコミュニケーションできる

日本語の会議ほど深い議論はできないけど、自分の専門分野については議論できるようになったと思います。相手の言っていることも、元々の自分の知識が補完してくれて、文意が理解できる。ただ、一発では分からないこともあって、その場合は何度か聞き返す感じ。あと一般的なトピックであれば、幅広い分野でなんとか要旨はわかるようになったかと。

話す方は、まだまだ苦手意識あり。ペラペラということは全くなく、なんとか表現を捻り出して少々拙いけど意図を伝えることができている。なお、発音がとても良くなったおかげか、聞き返されることは減りました。

 

ニュースや映画はまだわからない

試しに英語圏本場の英語ニュースや映画を字幕無しでみましたが、聞き取れる英語が増えた実感はあるものの、内容理解にはまだ到達できず。

 

CEFRのB1にぎりぎり到達か

英語力の測定基準としてCEFRというのがあるのですが、これでいうところのB1に到達したかな、という感じです。私が受講したコースはCEFR-J(Jは日本版の意味)のB1-2というレベルにコミットしているみたいなので、基準達成というところ。

CEFRの詳細は各自で調べて欲しいのですが、ブリティッシュカウンシルのサイトだとB1レベルは以下のように解説されています。

仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。

なんかわかる。身近な話題や自分の得意分野なら主要な点はわかる。表現も難しいのはできないけど、簡単な文章を組み合わせて話せるという感じ。

ちなみにもう1つ上のレベルはB2なのですが、B1とは隔たりがあると言われており、以下のようなレベルです。

自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。

B2レベルはハイスペックすぎる。抽象的な議論となるビジネスはもちろん、英語ニュースや映画の完全理解もこのレベルからなんでしょう。ライザップイングリッシュはこのB2レベルはコミットしていないので、ここまで期待してはいけない。

 

ライザップイングリッシュで得たもの

英語力

これは当たり前ですが、3ヶ月で英語力は高まりました。受講料は45万9千円(税込)という高額ですが、他のスクールだと同じ料金をかけてもここまで英語力は向上しないと思います。さすがに英語ペラペラになってネイティブとガンガン話せるようにはなっていませんが、私的にはそこそこの水準になったと思います。読み書きに特化して、本当に何を話しているのか分からなかった状態と比較すると、今の状態は大きな進歩だと感じています(しみじみ)。

 

話せる、聞けるようになる英語学習方法

これは実は非常に大きいです。ライザップイングリッシュで学習した後、以前やっていて大して効果がでなかった英語教材が超良質な英語教材に変化しました。

例えば、英語学習アプリである「StudyサプリEnglish」は以前から結構やっていたのですが、あまり効果は感じられませんでした。それが、ライザップ式英語学習方法でStudyサプリEinglishに取り組んだら、いやはや、とても良質な英語教材であることがわかりました。これに限らず、いろいろと英語教材は持っていたのですが、すべからく良教材へと変化。英文と音声さえあれば、いくらでも英語力を高められる環境になります。

ライザップイングリッシュの料金は英語力じゃなくて、この英語学習メソッドの定着化にあるんじゃないかと思ってしまいました。

というか、この学習方法は早く学校の英語教育に取り入れた方がいいと本気で思います。日本人の英語力が飛躍的に上がると思います。

 

継続受講依頼

そうそう、受講期間も半分くらい終わったくらいで、追加受講の紹介がありました。なんでもライザップイングリッシュで受講を継続して、英語力を高めましょうとのことです。「3ヶ月で贅肉を落として、そのあとに筋力をつけるんです」とRIZAPジムのような例えで勧誘されました(笑)。英語力をさらなる高みに持っていくためにRIZAPと伴走するもの良いかなと一瞬頭を過ぎりましたが、費用的に苦しいため断念しました。この3ヶ月で一人で走る準備は整いましたからね。でもRIZAPさんありがとう。

 

ライザップイングリッシュの英会話コースを他人に勧められるかという話し

個人的にはリスニングとスピーキングに悩んでいる人にはオススメしたいです。リーディングとライティングはそこそこできる、受験英語はきちんとやってきた。TOEICもそこそこ高得点、だけど全然聞けない、話せない、という人にはうってつけのコースです。

料金は高いのですが、効果はあったと思います。繰り返しになりますが、他の一般的な英会話スクールだと同じ料金を出してもここまでの効果はでなかったと思います。私のような読み書きはできるのに話す聞くが全くダメな人間にとって、独学で話す聞く能力を鍛えることはもはや不可能だと思っていて、ここは専門の講師の指導のもと、きちんと科学的に根拠のある方法で能力を伸ばす必要があるのかと。

ライザップイングリッシュなら専門の講師が科学的に効果がある方法で生徒の能力を伸ばしてくれますので、私と同じ悩みを抱えている人にはオススメできます。

ライザップ イングリッシュに通いました(前半)

2020年2月から6月までライザップイングリッシュ(RIZAP ENGLISH)に通いました。

この記事では実際に4ヶ月間ライザップイングリッシュで英語を勉強した私の経験を紹介します。

 

なぜ、経験を紹介しようと思ったか

ライザップイングリッシュで本当に効果がでるのか、そもそもライザップでいいのか本気で悩んでインターネットで色々検索したのですが、無料体験記か英会話スクールの比較サイトくらいしかヒットせず、実際に入会し、生々しい実体験を紹介したサイトはほとんどなかったことが理由です。

基本的に申し込みに誘導したいので、良いことばかり書いてありますし、バランスをとって悪い話もまぁ書いてないわけではないですが、最後にはオススメです!って締めているサイトのなんと多いいことか・・・全く信用できません。

という訳で、私は生温い体験記ではなく、自費にてライザップイングリッシュを体験した結果を紹介したいと思います。

 

受講前スペック

まず、私の受講前の英語力を紹介

  • TOEIC800点(L425:R:375)※2019年6月テスト

800点というのは結構高い方と思われるかもしれませんが、実践では全く役に立たないレベルと考えています。逆にTOEICが低くても英語でコミュニケーションをとれる人もいるので、TOEICの点数と英語実践力はほとんど関係はないと思っています。

 

具体的には何が苦手なのか

圧倒的にリスニングとスピーキングが苦手です。TOEICのリスニングではそれなりのスコアを取っているのですが、これはテスト対策が功を奏しているのと、とても綺麗なテスト用の音声のおかげだと思っています。

例えば海外ドラマ、映画、ニュースなんて90%以上分からないレベル。英語全体がくちゃっと聞こえてしまっていて、何を行っているのかわかりません。後述しますが、ライザップイングリッシュを受講しようと思い立ったきっかけである勤務先の英語の会議なんて何をいっているのかほとんどわからないレベル

ただ、リーディングやライティングはそれなりにできます。時間はかかりますが、英文読解や英文メールなら書けます。あと、Google翻訳最強。

 

受講のきっかけ

私の場合、英語コミュケーションが必須となるような職場に転職したことがきっかけです。日本国内の製造業なのですが、製造拠点が海外にあるため、海外スタッフとコミュニケーションをする必要があるんですね。

転職時の募集要項には英語力歓迎くらいしか書いてなかったのに、実際は必須に近いという想定外の状況でした。

で、早速海外スタッフと会議する機会があったのですが、何を言っているかほとんど分からない訳です。何言っているか分からないから、何を言っていいか分からない。

コミュニケーションの崩壊。言葉が通じなければ、コミュニケーションも始まりません。これは仕事に支障があるぞ・・・ということで短期で英語力を上げることができる(らしい)ライザップイングリッシュの受講を決意した訳です。

  

なぜライザップイングリッシュを選んだか

まず普通の英会話スクールは目的に合わないと判断しました。今まさに困っているので、短期で結果を出したい。となると短期集中型の英会話スクールに絞られます。

そして短期集中型の英会話スクールを色々調べてみると、ライザップイングリッシュ以外にも数社存在していることがわかりました。

ただ、ライザップは大手であることによる安心感、教室の立地が良いと感じたことから同社に決定。

ただ、誤解して欲しくないのは他のスクールが悪いと言っているわけでありません。きちんと調べたわけではないんですね。色々なスクールを調べることがだんだんと億劫になってきて、最後はライザップだし大丈夫だろう、という思いに至ったことが本当の理由です(笑)。

 

受講したコース

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コミュニケーションが苦手なので、『英会話スキルアップコース』の『Communication2』というコースにしました。RIZAPが提供しているコース中で、2020年3月時点ではもっとも難易度が高いコースです。このコースは45万円(税別)という躊躇する金額。税込なら49万5千円です。ただ、2020年3月下旬からコース体系が変わっているので、このコースはもう提供されていません。

 

入ってから分かった良いこと、悪いこと

こんな感じでライザップイングリッシュに決めた訳ですが、入ってみて分かった良い点と悪い点を紹介します。

 

良い点1:講師が日本人であること

大人が英語の勉強をするなら、日本人に限ります。

分からないことは日本語で確認できる。これは重要です。あと日本人の苦手なところも分かってくれる。というか、言わなくても分かってくれる。これは短い期間で効率的に学習するには重要なこと。

きちんと学びたいのであれば、日本人の講師の方が良いのだと思いました。わからないところはとことん日本語で、納得のいくまで学習できるのは短期で英語力をあげるのには重要なことです。

 

良い点2:聞けるためのトレーニング、話せるためのトレーニングが理論的

聞ける、話せる状態に最短で到達するための方法に基づいてトレーニングを受けられます。毎日3時間ほどの自習(シュクダイと呼ばれる)を要求されるのですが、その3時間の学習で英語力がもっとも高まるような学習方法が身に付きます。

今まで市販のテキストで勉強していたけど、英語力が伸びる方法で取り組まないと効果はないのだと実感。逆に、ライザップイングリッシュで学習方法を身につけてしまえば、既存の市販テキストでも十分にレベルアップ可能だと思います。

英語の勉強は何を勉強するか、よりも良い勉強の仕方が大事なんだと実感。正しい勉強方法で、英語を勉強すべし。

 

良い点3:教材内容がリアルなビジネスより

主人公のジュンがアメリカ拠点に出向して仕事をする内容がテーマとなっていて、現実にありえそうなシーンが多くあって楽しく学習できます。

アメリカへの移動、生活基盤を整えるための各種手続き、新拠点開設のための業者探し、プレゼン、日本本社と海外支社との調整、契約打ち切り交渉などなど。自分の仕事のシーンに置き換えて使えそうなテキストです。

 

良い点4:オンラインセッションが優秀

これは完全に予定外だったのですが、コロナウイルスの影響で対面セッションからオンラインセッションに途中から移行しました。オンラインだとセッション効率が落ちるかと思いましたが、そんなことは全くなく、対面セッションと同じくらいの効果がありました。

講師の方はカメラを2台使い、1台は講師を映し、もう1台は講師の手元のテキストを映して、これまた上手に切り替えながらセッションを進めていたのが好印象。

オンラインである制約をほとんど感じさせずセッションが受けられます。感染リスクを避けつつ、高品質なレッスンを受けられたことはすごいと思います。

 

悪い点:予約の変更が難しい

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当然悪いと感じた部分もあるわけでして、それは予約のことです。

RIZAPは入会時に3ヶ月分(全25回)のセッションを一気に予約します。週二回、同じ曜日同じ時間です。ただ、当然ながら受講者の家庭や仕事の都合で予約を変更しなければいけない場合があります。

その場合、前日の19:00までであれば変更手続きを行うことができるのですが、代替日があまり空いていません。入会希望者が多く、空きスロットがあまり無いようです。これには少し困りました。

ただ、RIZAPは3ヶ月で終了する予定でセッションを組みますが、規則では初回セッションの開始から4ヶ月以内に全てのセッションを終えられれば良いことになっています。ですので、終了日付が後ろ倒しになることに問題がなければ、大した欠点にはなりません。

 

次の記事でどのような学習を行ったのか、そして英語力がどう変化したのか紹介します。

www.sukoshi-tanoshiku.com

 

プリンスホテル ポイント宿泊券のコロナウイルス対応

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コロナウイルスによって旅行を中止せざるを得ない人も多い状況。

仮に強行しても、国外の場合だと入国できず、ホテルにたどり着くことすらできないこともあるでしょう。国内だって自粛していて施設そのものが休業している場合もあります。

さて、ここで問題になるのが宿泊を取りやめた際のキャンセル料の扱い。

私の場合、プリンスポイントで交換した無料宿泊券でプリンスホテルに宿泊する予定があったため、キャンセル料や宿泊券の有効期限、そしてポイントの扱いについて確認する必要がありました。

この記事ではプリンスホテルをキャンセルするまでの流れと、プリンスポイントの扱いについて書き記します。

 

プリンスポイントは返却される

2020年3月17日にプリンスクラブからアナウンスがありました。

 

新型コロナウイルスによる商品お引換券のご利用に関するご案内

新型コロナウイルスの影響により交換商品対象施設が営業休止している場合がございます。
ご利用前に施設へご確認をお願いいたします。
なお宿泊券・食事券・レジャー券など商品お引換券をお持ちで新型コロナウイルスの影響により有効期限内にご利用いただけない場合は、交換されたご本人さまより西武プリンスクラブデスクまでご連絡ください。

この案内にしたがって西武プリンスクラブデスクへ連絡。対応としては、返信用封筒を送るからそれに宿泊券を入れて返送、返送確認後ポイントが返却されるというものです。

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プリンスクラブからの案内

有効期限の延長はしてくれてもポイントの返却はないと思っていたので、想定を上回るこの対応には感謝です。

 

ホテルはキャンセル可能

宿泊施設へのキャンセルは別途行う必要があります。ただ、宿泊券を利用する場合のキャンセル規定はたしか緩いはずで、よほどギリギリでなければペナルティなくキャンセルできます。こちらはコロナウイルス対応とは関係なく、本来のルールに則って対応すればよいだけです。

 

早めに返却して次の予定を立てよう

私は取り急ぎ宿泊券を返却し、そのポイントを次の旅行に使おうと思っています。コロナウイルスの影響がいつまで続くか、その時期を見通すことは難しいですが、一刻も早く平常時に戻ることを期待しています。

 

羽田ークアラルンプール ANA

この記事は今年2本目となります。ピークだった2016年は100本以上の記事をUPしていましたが、2020年はこのペースだと年間12本となります。実際のところ、既に昨年から投稿数は激減しており、それに合わせるかのようにPV数も激減してしました。

さすがにいけないと思いつつも、なかなか投稿のペースをあげることができない状態が続いています。なるべく頑張って月に1本以上は投稿することを目標にしますので、よろしくお願いします。

 

さて、此度のフライトは成田を出発し、行き先はマレーシアの首都クアラルンプールとなる深夜便の紹介です。

なお、今回は独断と偏見のレビューを中心にした構成でお送りします。

 

チェック1:運航スケジュールは人に優しいか→合格

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今回のフライトは00:05に出発し06:30に到着するANA深夜便(NH885)です。現地への到着時間を考えても、時差(1H)を考えても、北米路線と比べると非常に身体に優しい行程となっています。よって、ダイヤは合格とします。

合格といっても、JALも同じ時刻で運航していますので、特段ANAが優れている、という訳ではありません。

  

チェック2:前席との間隔→背が低め/足短めならば合格

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※座席はエコノミークラスの最前席、通称バルクヘッド席と言われている場所でのレビューとなります。

この席には前席は無く、プレミアムエコノミークラスとの間にある間仕切り(bulkhead)があるのみです。そのため、圧迫感は少なめです。

 

一方、前方が壁なので意外と足が伸ばせない、というデメリットがあります。私は小柄(身長165センチ程度)で短足ですので、そんなに気になりませんでしたが、普通の方は足元が狭いと感じられると思います。

 

それだけでなく、バルクヘッド席のため、

  • 個人モニターは出し入れ式であり、離着陸時にしまう必要があるため少し面倒
  • 収納は少なめ
  • テーブルが平行にならず斜めなので、ドリンクが倒れそうで気になる

のようなデメリットもあります。

 

評価は悩みましたが、私のように小柄&短足という条件付きで合格としました。

 

チェック3:隣席との間隔→不合格

ANAのB787-9はANAの主力であり、その快適さが強くアピールされていますが、エコノミークラスの隣席間隔は実際のところどうなのでしょうか。

その評価ですが、結論としては不合格という評価となりました。JALの国際線は2−4−2の配置で合計8列となっており、これは一般成人男性であれば北米などの長時間フライトでもなんとか耐えられるレベルです。

ですが、ANAのB787は3−3−3という収益最優先の配置で9列も詰め込んだためか、座席幅が狭く、隣席の方の腕や肩と触れてしまうレベルで狭いです

家族や恋人なら温もりが伝わる丁度良い距離ですが、他人であれば気持ち悪さを感じる距離といえます。

 

またこれは国際線であることも注意が必要です。私の主戦場である国内線とは異なり、国際線は外国人客が多いため、基本的に大柄な客が多いです。見ず知らずの大柄な男性と肩を寄せて数時間過ごすことに喜びを感じる人でないと辛いかもしれません。

ANAのB787は現代の奴隷船と誰かが言っていましたが、その表現はあながち大げさではありません。

 

チェック4:機内食の味→合格

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これは合格です。期待していませんでしたが、良い意味で裏切られるという結果に。普通に美味しいです。

ただ、味は好みがありますから、私の評価は鵜呑みにしないでください。「ANAは機内食美味しいらしいよ!」といってANAを選んで全く口に合わなかったとしても私のせいにしないでください。

 

チェック5:機内食の提供タイミング→不合格

機内食の味は高評価でしたが、提供のタイミングはどうなのでしょうか。

NH885便の場合、機内食の提供は到着2時間前付近となります。つまり、日本時間を基準にすると午前3時くらいとなります。

バイオリズムを完全に壊しに来ている機内食提供タイミングに悪意すら感じます。当然、不合格という評価となりました。

国際線ですから機内食が提供されるのは当たり前かもしれません。ですが、それに拘るがあまり体内時計を崩す時間に機内食が提供されます。

とはいっても乗客にも非はあります。せっかくだし・・・という気持ちでついつい食べてしまうのでないでしょうか。双方、本当に必要か?と思いつつ、一応提供しよう、一応食べようという感じになっているのを否めません。

いっそのこと、機内食は事前申請にするくらいの英断をしてくれれば、私的には文句なしの合格となります。

 

総評

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チェック項目5つのうち、合格は3つとなりました。これだけ見れば中〜高評価と言えなくもありませんが、チェック3(隣席との間隔)で述べたように現代の奴隷船ともいえる詰め込み方を日本を代表するエアラインが行うのは感心しません。

ANAのエコノミークラスに対する設計思想は「ここまでなら我慢できるだろう」という考えだったのではないかと邪推してしまうレベルです。ANAはフルサービスエアラインなのですから、「どうしたら快適に過ごしてもらえるか」をもっと真剣に考えてもらいたいものです。

(私はJAL贔屓ですからあまり説得力がありませんが、JALの国際線エコノミーは快適なシートです。)

 

お断り

ここまで偉そうにコメントしてきました。気分を害された方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ござません。ですが冒頭でお断りしたように、今回は完全に独断と偏見でお送りしておりますので、暖かい目で見守っていただけますと幸いです。

また、無いとは思いますが、くれぐれも当記事を真に受けて参考にするような愚行はなさらないでください。

ここまでお読みくださり有難うございました。