この日は熊本空港から出発です。今年は熊本に縁があります。以前空港を訪れた時は震災の影響が色濃く残っていて、空港の設備は復旧途中でした。
此度の訪問では震災によって縮小運営していた航空会社ラウンジであるサクララウンジも完全に復旧していましたので、好評(?)のラウンジ対決をしてみましょう。
◆ANAラウンジに訪問することが出来ましたので、これも追加して比較しています。(2017年1月21日追記)
カード会社ラウンジ「ラウンジASO」
まず、入り口です。明るい感じがしますね。
ラウンジの様子
ラウンジ前面には窓があり、採光は十分です。窓があり、そこから自然光が差し込むことはラウンジとしては必要な条件だと思うのですが、後述する航空会社ラウンジ(サクララウンジ)には窓がありません。
惜しいことは滑走路が臨めないことでしょうか。景色は駐車場となっています。
空間は地方空港としてはかなり広い方です。
スペースはゆったりめで席数も十分です。
飲み物にはアルコールもある!
カード会社ラウンジの場合、アルコール類は有料という場合が多いですが、ここは違います。缶ビールは1本まで、焼酎類は何杯でも無料で頂くことが可能です。
冷蔵庫上段に缶ビール類が確認できますね。
焼酎は3種類。熊本といえば焼酎ですね。こういった地域色があるラウンジは良いラウンジです。こちらは、飲み放題です。
ソフトドリンクももちろんあります。
もちろん無料ですよ。
簡単なつまみ類もありますが、最低限といった感じ。
熊本空港のラウンジASOは総じて満足度が高いです。さて、航空会社ラウンジである「サクララウンジ」に向かいます。
JALサクララウンジはどうだったのか
まず入り口です。
入り口外観は国内では統一されているのか、どこも同じですね。
入室します。
開放感がまったくありません。窓もありませんし、座席が詰め込まれている印象です。時間帯によっては大変混雑しますから、席を確保するのも一苦労。入室待機列を目の当たりにした唯一のラウンジでもあります。
飲み物は航空会社ラウンジらしくアルコールの提供があります
ドリンクのチェックもしましょう。
航空会社ラウンジの必須設備と言えるビールサーバーはもちろんあります。
ソフトドリンクはご覧の通り。その他、ドンリンクバーもあります。
おつまみはあります。国内線ラウンジとしては、最低限といったところでしょうか。
それにしても、ビール片手に柿ピー食べる上級会員の姿はなかなかシュールだと思いました(自分のことです)。
ハロウィーンの置物があります。このラウンジ、地域色はありませんが、国際的なイベントには敏感なようです。
ANAラウンジの様子は?
入り口の様子です。場所はJALサクララウンジのほぼ真横。2つのラウンジは隣り合っていて、ANAは左側です。
さっそく入室してみましょう。
室内空間はモダンな感じ。JALサクララウンジと同様、窓はありません。ただ、壁には明るめな絵画が飾ってありますし、白を基調とした空間のためか、そこまで窮屈な感じではありません。ただ、席の詰め込みすぎ感は否めませんし、面積の狭さはどうしても感じてしまいます。
さらに言えば、この日は満席になるほどの混雑ぶりだったので、落ち着くことが出来ませんでした。タイミングが悪かったのでしょうか。ただ、慢性的に混雑していると予想しています。
羽田のANAラウンジもそうでしたが、JALサクララウンジと比較するとANAラウンジはビジネススペースが多いと感じます。熊本空港JALサクララウンジのビジネススペースは3席(4席?)ほどだったと記憶しています。一方、ANAラウンジは12席以上はあったと思います。
熊本らしいアルコールがあります
ANAラウンジには、熊本らしい焼酎「球磨焼酎」が用意されています。これはポイント高いですね。他にはビール、ソフトドリンクがあります。
ラウンジ対決は「ラウンジASO」に軍配!
今年は何度か熊本を訪れています。熊本空港にあるラウンジは全て経験しましたが、「ラウンジASO」が満足度は一番高いですね。
「ラウンジASO」は通常のカードラウンジではありえないアルコールの無料提供を行っています。航空会社ラウンジの特徴はなんといってもアルコールの無料提供ですが、ここ熊本ではカード会社ラウンジも同様のサービスを行っており、その点では互角と言えるでしょう。
空間に目を向けても、ラウンジASOの圧勝です。大きな窓からは自然光が差し込みますし、白を基調とした空間は明るさと清潔感があります。席同士も適度に離れていることはプラス評価です。一方、サクララウンジやANAラウンジは残念ながら圧迫感が強いですね。
では、「ラウンジASO」の欠点はなにかというと、保安検査場の外にあるということでしょう。ただ、そんなに広い空港ではありませんから、保安検査後の搭乗ゲートまでの距離も短いですし、そこまで大きな欠点だとは思えません。
このように考えると、今回のラウンジ対決は「ラウンジASO」の圧勝と言って良いのではないでしょうか。
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