前記事で東京から小山までの交通手段として、新幹線か在来線かについてお話ししました。
【前回記事】栃木(小山、宇都宮、那須塩原)までの移動は、在来線が良いと考える理由 - ほんの少し楽しく生活するブログ
前回記事では、渋谷、新宿、池袋から小山に向かう人は、在来線が有利であることを書きましたが、宇都宮まで行く場合はどうでしょうか。
所要時間と運賃を比較してみます
まず、新宿から出発し、大宮から新幹線を利用する場合と、そうでない場合の時間的な差を見てみます。
大宮から新幹線の場合:約1時間15分
ずっと在来線の場合:約1時間55分
時間の差は40分です。では費用的にはどのくらい異なるでしょうか。
大宮から新幹線の場合:4,300円
ずっと在来線の場合:1,940円
差額は2,360円です。
となると、やはり比較基準となるのは、時間差と差額の折り合いです。
40分早く到着することに対して、2,360円の価値があるのかどうか、がポイントとなりそうです。
移動の快適さはどうか
時間を選ぶか、金を選ぶかは、その人のおかれた事情に大きく左右されるところでしょうから、これだけで結論を出すのは少々乱暴なような気がします。
私の場合、快適に移動できるかどうか、も重要な要素であると考えます。
一般に、在来線よりも新幹線の方が快適と思われがちですが、在来線も十分快適になり得ます。それはどういう場合かというと、
・在来線グリーン車、を利用する場合
です。湘南新宿ラインも宇都宮線も在来線であるものの、グリーン車が連結されており、普通席に比べて、格段に快適な移動が可能です。
新宿から宇都宮までのグリーン車利用券は、平日の場合980円です。
グリーン車利用時の料金を新幹線利用と比較すると、
大宮から新幹線の場合:4,300円
ずっと在来線の場合(グリーン車利用):2,920円
となり、差額は1,380円となります。
グリーン車を利用しても、まだ在来線利用の方が安価です。
在来線を利用した場合、確かに所要時間は多めにかかってしまいますが、これは見方を変えれば、
快適な時間を長く過ごせる
ということでもあります。私の場合、時間がなくてなかなか出来ないこと、例えば本を読んだり、勉強したりしています。1人でじっくりと考え事をする時間にも充てることができます。
超多忙な人であれば別ですが、一般には長時間利用するのが苦痛な在来線でも、グリーン車を利用することで、少しでも長く利用したい空間に様変わりします。
新宿から宇都宮まで移動であれば、在来線+グリーン車の組み合わせが最適と私は考えています。
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