JALグループのJ-AIR(ジェイエア)が保有するCRJ200ですが、2018年1月末に全て退役するようです。昨年の夏頃、同機体を利用したことがある私にとって、ほんの少し思い入れのある飛行機です。
CRJ200の基本情報
CRJ200はリージョナルジェットです。CRJ200は伊丹空港をベースにしているJ-AIRが保有していますから、普段、羽田空港を利用している首都圏の人にとっては、CRJ200に搭乗したことがない人も多いかも知れませんね。
CRJ200は50人乗りのジェット機ということで、かなり小さめです。B777は500人乗りですから、大きさの違いがわかると思います。シートマップを確認すると、CRJ200がいかに小さいことがよく分かると思います。
CRJ200のシートマップ ※画像はJAL公式ページから借用
そして、機内の写真はこちら。
CRJ200のシートは革張りで思いの外快適だったことを覚えています。上の写真は私以外の乗客が降りた後に、撮影させて頂いた機内の写真です。客室の片付け等があるのに、CAさんに無理言って撮影させて頂きました。有難うございました。
個人的な思い出〜初めての隣席ブロック
CRJ200は狭いので、隣席に乗客がいると窮屈な思いをしてしまいます。ですので、CRJ200を利用する今回のフライトは窮屈になるだろう・・・そんな思いで、空港の自動チェックインカウンターで席を探していると、J-AIRのスタッフの方が迷っている私に声をかけてくれて、わざわざ隣席をブロックしてくださいました。
この手のサービスはマニュアル化が難しいもの。こんなサービスを実践しているJ-AIRを素晴らしいと思います。これは良い思い出でした。
隣席ブロックは存在したという話 - Spice Up Your Life
新機材導入で快適な空の旅
CRJ200の引退後、J-AIRはしばらくE170と最新機材のE190の2種類で運航するようです。また将来的にはMRJを32機導入するようですね。古い機材が退役し、最新の機材に入れ替わることで、ますます空の旅は快適になります。
快適になることはとても良いことです。ですが、CRJ200は私にとって思入れのある機体だけに、退役を少し寂しく思ってしまいます。(そして、この記事も退役することになります。)
今後、E170、E190、MRJが退役するころには、同じように寂しい思いをする人が何人もいるのでしょうね。飛行機って人の記憶に強く刻まれる乗りものだと感じたのでした。