ザ・プリンスパークタワー東京のクラブフロアは2016年10月にリニューアルされました。リニューアル後のクラブラウンジは、かなり評判が良いようなので、是非一度体験してみたいと考えていました。
此度、待望のザ・プリンスパークタワー東京のクラブフロアに滞在し、プレミラムクラブラウンジを利用することができました。
この記事ではザ・プリンスパークタワー東京のプレミアムクラブラウンジの様子を紹介します。
クラブラウンジへのアクセス
クラブラウンジは32階に位置しています。32階へはクラブフロア宿泊者専用のカードキーをエレベーターのセンサーに触れないと、アクセスできません。
エレベーターを降りると、目の前にはスタッフのデスクがあります。こちらで色々な手続きもできますが、基本的にはラウンジ内で寛ぎながら手続きできます。
では、早速中へ入って見ましょう。
都内屈指の眺望を望むラウンジ
東京タワー側に面したクラブラウンジは都内屈指の眺望が楽しめます。
夜景は本当に素晴らしいです。クラブラウンジは六本木、東京方面に面しているため、六本木ヒルズや赤坂ミッドタウンといった名タワーを見ることができます(建物好きには堪らない・・・)。
室内の様子
クラブラウンジの室内を紹介しましょう。
クラブラウンジは東西に細長い構造をしています。そして、北に面した座席配置です。窓側の席は人気で、なかなか空席となりません。
基本的には2人がけの席が中心となります。
4人以上で座れる席の用意もあります。ご家族で利用されているグループを時折見かけました。
ラウンジへの通路はこんな感じ。新聞や雑誌があります。また、アート作品が飾られています。
ラウンジの運営時間
ザ・プリンスパークタワー東京のクラブラウンジの正式名称はプレミアムクラブラウンジといい、7:00AMから10:00PMまでの営業となっています。
- 朝食 7:00A.M. - 10:00A.M.
- ティータイム 10:00A.M. - 5:30P.M.
- カクテルタイム 5:30P.M. - 7:30P.M.
- ナイトキャップ 7:30P.M. - 9:30P.M.
それぞれの時間ではフードやドリンクの提供内容が異なります。また、全時間帯で共通のサービスもあります。
全時間帯で提供されるもの
飲み物(ソフトドリンク、アルコール)と軽食は全時間帯で提供されます。
飲み物の様子
ビール類は麒麟一番搾り、アサヒ熟撰といった日本のビールからコロナ、ハイネケンといったものがラインナップされています。私はしませんでしたが、朝からビール(いわゆる朝ビー)もできます。
ソフトドリンクはコーラ、ウーロン茶、トマトジュース、野菜ジュール、ピーチジュール、コーヒーなど、種類が豊富です。
高級茶であるロンネフェルトもあります。ロンネフェルトはザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町にもありましたね。
そしてシャンパンも提供されています。朝食時間帯は提供されないので、朝からシャンパン(通称朝シャン)は出来ませんが、ティータイムからは(10:00A.M.)提供されています。
クラブラウンジでルイ・ロデレールを提供しているホテルは数少ないのではないでしょうか。ルイ・ロデレールはなかなか高価なシャンパンで、店頭で購入しても一本6,000円程度、レストランやバーで頼むと一本10,000円以上もします。ザ・プリンスパークタワー東京は結構太っ腹ですね。
注意:2018年の年末に訪問した際はルイ・ロデレールではなくバロン・ド・ロスチャイルドになっていました。これも良いシャンパンですが、念のため情報共有させていただきます。
食べ物の様子
太っ腹なのはシャンパンだけではありません。ザ・プリンスパークタワー東京では全時間帯で本格的なおつまみを提供しています。
鴨ローストやハム類、写真にはありませんがサンドイッチも全時間帯で提供されています。このような本格的なフードが全時間帯で提供されているラウンジは珍しいと思います。
ティータイムのメニュー
ティータイム(10:00A.M. - 5:30P.M.)の時間帯はお菓子類が提供されます。
一口サイズのお菓子です。とても可愛らしいですね。
そのほか、お腹がいっぱいになるデニッシュ類もあります。とても全ては食べきれませんね。
カクテルタイムのメニュー
カクテルタイム(5:30P.M. - 7:30P.M.)は冷製のほか、ホットミールが提供されます。特にシェフが目の前で調理してくれるライブキッチンはクラブラウンジの料理とは思えないほどの質の高さ。
クラブラウンジに併設されたキッチンでは、国産牛フィレ肉のステーキがサーブされます。注文してから焼き上げてくれるステーキは美味。
ちょっとしたお寿司やスモークサーモンもラインナップされます。
お野菜もありますよ。
飲み物はリキュールや白ワイン(と赤ワイン)が追加されます。リキュール類は定番が揃っています。ワインはきちんとフランスのものです。このあたりも抜かりはありませんね。ホテルよってはチリ産ワインだったりしますから。
チリ産ワインは非常に美味しく、しかも安価なので私は大好きです。ただ、クラブラウンジは非日常的な空間がウリなはず。日常的に楽しむデイリーワインを、クラブラウンジで提供するのはどうかと思います。
それにしても、ザ・プリンスパークタワー東京のカクテルタイムは非常に充実していますね。以前利用したザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町のカクテルタイムではホットーミールの提供がなかったことを考えると、ここのカクテルタイムは頭一つ抜きん出ています。
本来、カクテルタイムは夕食までの一時的なつなぎという位置付けだと思うのですが、ザ・プリンスパークタワー東京のクラブラウンジは異なるようです。夕食も済ませることが出来るカクテルタイムですね。
もちろん、半数以上の方はすこしだけつまんでレストランへ向かわれたようでした。我が家のように、ずっと居座っていた人は少なめでしたね。
【ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町のクラブラウンジ カクテルタイムの様子はこちらでご確認ください。】
www.sukoshi-tanoshiku.com
朝食の様子
クラブフロアに宿泊しているゲストは、洋食レストラン「ブリーズヴェール」、モーニングブッフェ「Panorama33」、和朝食「芝桜」で朝食を無料で利用することができます。また、クラブフロアでも規模は小さいながらもブッフェ形式の朝食が提供されています。
我が家は毎年利用しているモーニングブッフェ「Panorama33」をあえて避けて、洋食レストラン「ブリーズヴェール」を利用したのですが、クラブフロアの朝食の様子も確認したいと考えていました。少ない時間でしたがクラブフロアの朝食の様子を確認できましたので、紹介します。
出来立ても楽しめる
クラブフロアの朝食では、カクテルタイムと同様にシェフが出来立ての料理をサーブしてくれます。この日はオムレツと国産牛フィレ肉(和風ソース)でした。
これはサラダ類。どれも新鮮です。
ジューシーなソーセージやベーコンは朝食の定番ですね。
暖かいポテト類もあります。
写真にはありませんが、白米、お粥、麺類、パン、チーズ類など一通りは揃っています。
品揃えでいうと、「Panorama33」のモーニングブッフェには及びませんが、それでも十分な種類と言えそうです。
まとめ:眺望、インテリア、フード、ドリンク類の質がかなり高いおすすめのラウンジ!
ザ・プリンスパークタワー東京のプレミアムクラブラウンジは眺望、インテリア、フード、ドリンク類の質が非常に高いラウンジです。ラウンジステイを楽しみたい方にとっては本当にオススメできるクラブラウンジです。
そして、ゲストの客層マナーが全体的に良いのもおすすめできる特徴のひとつです。
昨今の訪日ブームで、国内のホテルは外国人ゲストが非常に多くなっています。欧米ゲストだろうと大陸ゲストだろうと、クラブラウンジでのマナーが悪い方に辟易しているのは、ホテルステイを積極的に楽しんでいる方が感じていることでしょう。
私が以前利用したザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町はSPGに加盟しているためか、ゲストの8割以上が外国人という状況でした。当然、クラブラウンジにも外国人が多く、正直、不快な思いをしたことも事実。
一方、このザ・プリンスパークタワー東京はどの外資系ホテルにも加盟しておらず、外国人比率は少なめ。というか、クラブラウンジには日本人しかいませんでした。
外国人比率の他にも、クラブラウンジ利用者は、高額な宿泊料を支払っているというのもマナーの良さに影響しているかもしれませんね。
プリンスホテルはラウンジが無料利用できる会員ステータス制度はありません。また、プリンスポイントで無料宿泊している方(私のことです)もいると思いますが、かなり少数派のはず。
このことも、クラブラウンジのマナーが良い要因の1つかもしれませんね。
なんにせよ、ザ・プリンスパークタワー東京のプレミアムクラブラウンジの滞在は、満足できるものとなりました。本当にオススメですよ。
【宿泊したお部屋の様子はこちらの記事をご覧ください】
www.sukoshi-tanoshiku.com
このホテルに無料で宿泊しました!
実は、我が家はこのホテルに3年連続で無料で宿泊しています。プリンスポイントを貯めて、宿泊券に交換したのです。今回の滞在のように宿泊券でクラブフロアに宿泊すれば、クラブラウンジで食事を済ませられますし、快適な客室、スパ&フィットネスを完全無料で楽しめます。
プリンスポイントの貯め方については、こちらの記事で紹介していますので是非ご覧ください。
www.sukoshi-tanoshiku.com