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JAL2018年度入社新卒採用!JALグループの初任給を比較してみました。

JALグループの2018年新卒採用がついにアナウンスされましたね。

昨年度に引き続き、今年度もJALグループの初任給を比較してみましょう。

 

【2019年卒向けの初任給をまとめた最新記事はこちらです!】

JAL2019年度入社新卒採用!JALグループの初任給を比較してみました。 - Spice Up Your Life

 

 

JALグループ各社初任給比較表

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下の表は2018年度新卒入社者の初任給比較表です。基本的には大卒・事務系総合職(正社員)をピックアップしています。ですが、技術職しか募集のない企業は技術職の初任給を記載しています。それ以外の職種の初任給については、お手数ですが各社の採用ページでご確認ください。

 

会社名 初任給 採用人数
日本航空(株) ※事務系総合職 223,000円 70名

(株)アクセス国際ネットワーク

203,000円 6~10名

日航関⻄エアカーゴ・システム(株)

平均給与 約22万円 若干名

日本トランスオーシャン航空(株)

185,034円 若干名

(株)ジャルカード

203,000円 15名程度

(株)ジャルセールス

203,300円 16~20名

(株)ジャルパック

203,000円 6~10名

(株)JALエアテック

モデル月収 177,582円 若干名

(株)JALインフォテック

213,000円 20数名

(株)JALエービーシー

モデル月収 175,960円 若干名

(株)JALエンジニアリング ※技術職

不明(昨年度は204,300円) 10名程度

(株)JALカーゴサービス

205,000円 10名程度

(株)JALグランドサービス

203,000円 11~15名

(株)JALサンライト

不明(昨年度は180,000円)  不明

(株)JALスカイ

A)グローバルフィールドコース:206,000円

B)メインベースコース:176,000円

A)10名程度

B)220名程度

(株)JALスカイ大阪

174,000円 50名程度

(株)JALスカイ九州

未だ公表なし 未だ公表なし

(株)JALスカイ札幌

160,000円 30名程度

(株)JALナビア

180,000円 (東京勤務の場合、+21,600円) 51〜100名

(株)JALマイレージバンク

200,400円 不明(昨年度は若干名)

 

JALの新卒採用開始プレスリリース(JAL企業サイト - プレスリリース - 2018年度入社 JAL新卒採用について)で記載されていたJALグループ各社を全て調べてみました。記事執筆時点では一部の会社の初任給や採用人数についての情報は未だ公開されていませんでしたが、近日中に公開されるものと思います。

初任給については、採用ページで公表されているものを紹介しています。企業によっては、モデル月収なるものを記載している場合があり、その場合は基本給ではなく、モデル月収を表中に記載しています。

なお、この表には記載していませんが、JAL出資比率が低いためかプレスリリースで紹介されていないJALUXも新卒採用を実施することは確認済みです。JALUXは商社ですから、就活生に人気の業種ですね。

 

2018年度もJALグループ内初任給トップは日本航空。一部はベースアップも?

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やはりというか、JALグループ内の初任給で最高額となったのはグループ本体である日本航空でしたね。その他、比較的高めの初任給なのは、情報システム系子会社の(株)アクセス国際ネットワークJALインフォテック、金融系のジャルカード、航空券のセールスを行うジャルセールスでしょうか。一方で、地方での勤務が中心となるJALスカイ系列は、グループ内で若干低めと言えるかもしれません。

ちなみにJALは昨年から1,000円のベースアップをしています。昨年の拙記事「JALグループの初任給を比較してみました」では2017年入社の初任給を紹介していますが、多くの会社で昨年と比較して1,000円のベースアップが実現しています(JALグランドサービスの初任給については3,000円ダウンですが、何かの間違いかもしれません)。

 

グループ本体である日本航空への就職か、JALグループ各社への就職か。

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2017年卒向け人気企業ランキングではJALは2位でした。1位はANAでしたから、航空系の人気の高さは凄いですね。2018年も当然多くの学生が応募するはずですから、激しい競争は必至でしょう。

昨年も同じ内容をお伝えしましたが、単にJALグループなら良いという人は本体である日本航空以外にも応募して選考機会を増やすことが得策です。

ただ、新規路線の開拓、航空機の調達といったエアラインならではの大きな仕事をしたいのであれば、本体である日本航空を目指すべきでしょう。

そもそも大企業が子会社を作る理由の1つは、本業以外を切り離して資源を集中させることにあります。これは別の見方をすれば、グループ子会社は航空業務の本流から切り離されているともいえます。

 

JALグループ各社へ就職するということ

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JALグループ各社は航空業務の本流ではありません。ですが、だからといってグループ子会社に魅力がないとはいえないでしょう。JALグループ各社は航空に関する周辺業務の専門家集団ですから、それはそれでやりがいがあるはずです。

たとえばJALカードを発行している(株)ジャルカードは三菱東京UFJ銀行が49%も出資していますから、航空系というよりも金融系という側面もあると言えそうです。

航空関連だけでなく、クレジットカード関連やマーケティング関連にも携われそうですし、変な話ですが転職という時も役に立つ能力が身につきそうです。そもそもクレジッド関連はまだまだ伸びしろがある業界ですから、ますます拡大していくマーケットの本流に関われることは面白いかもしれません。

(株)ジャルカードに限らず、他のグループ子会社も専門とする領域があります。航空業務の本流でなくとも良いのであれば、グループ各社にも応募してみて入社可能性を上げてみてはいかがでしょうか。

 

航空業務を知る

最後になりますが、航空業界を目指す方向けの参考書籍を紹介しましょう。私自身は飛行機好きという理由でこの書籍を購入しましたが、エアラインへの就職を目指す就活生にもオススメできる良著です。

 

エアラインオペレーション入門 改訂版(Amazonへのリンク)

 

この本はそのタイトルが示しているように、航空業務の入門書です。この書籍の秀逸な点は運航管理から旅客営業、マイレージプログラムや航空会社ITシステムといった幅広い分野まで取り扱っていることにあります。

通常の書籍ですと、パイロットや客室乗務員(CA)、グランドスタッフといった航空業務に直接関係する仕事のみがピックアップされることが普通です。

ですが、今回紹介している本はいわゆるセールスやバックオフィス部門も取り扱っているため、航空会社の会社案内ともいえる内容。グループ各社への就職も視野に入れているのであれば是非一度目を通して頂きたい内容ばかりです。

編集者はANA総合研究所となっていることからANAを事例として紹介していますが、もちろん他の航空会社(JAL)を目指す人にとっても役立ちますよ。

就活生のみなさんのエアラインへの就職を応援しています。

 

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