個人的にいつも気になっているJAL国内線のダイヤモンドプレミアラウンジのおにぎりの提供元。以前は「おにぎり屋」というローソンのおにぎりだったわけですが、2016年6月末のリニューアル後には種類が変わりました。この度、おにぎりの提供元をスタッフに確認できましたのでレポートします。
羽田のおにぎりはJALUXから仕入れているようです
羽田のダイヤモンドプレミアラウンジで提供されているおにぎりはJALUXから仕入れているとのことです。JALUXといえばJALグループの商社ですね。双日も資本参加していて、東証1部に上場しています。JALUX子会社の(株)JALUXエアポートが、空港内ショップのBLUE SKYの運営を行っていて、そちらを知っている人も多いでしょう。
ざっとBLUE SKYの店舗で同じおにぎりがないか確認しましたが、発見できませんでした。当然、製造元も未確認という結果です。
新千歳空港のおにぎりは日糧製パンでした
2016年6月29日にオープンした新千歳空港ダイヤモンドプレミアラウンジで提供されているおにぎりは、ラウンジオリジナルとのことです。2つあるおにぎりのうち、片方にはパッケージに製造元が書いてあり、それによると製造元は日糧製パンです。
日糧製パンは、北海道のメーカーで、社名の通りパンの製造がメインのようです。メーカーページにはおにぎりの紹介は一切ありませんでした。
簡単に調べただけですが、JALの機内誌(SKYWARD)に広告を出していたり、かつてサクララウンジにお菓子を提供したりしていたそうです。
【参考リンク】日糧製パン株式会社
最上級ラウンジならば、おにぎりにもこだわって欲しい
それにしてもJALのラウンジで提供されているおにぎりはメゾンカイザーといったのパン類に比べて特徴がありませんね。和食派!という日本人にとっては、おにぎりサービスはとてもありがたいのは間違いありませんが、いかんせん最上級ラウンジの軽食としては物足りないと感じてしまいます。
・パン(メゾンカイザー)
・ビール(プレミアム系)
ときて、
・おにぎり(無名)
ですから。
特に新千歳空港のラウンジは設えも良いですし、設置しているアートやインテリアも含めた全体的なコンセプトの品が良いだけに、全く無名の普通のおにぎりの中途半端さが目立ちます。
一応、最上級ラウンジを自称しているのですから、おにぎりにも妥協しないで欲しいと思うのでした。