前記事の続きです。前回の記事はミニスカートとタイツに思いのほか文量が多くなってしまいました。今回はきちんと搭乗まで記録にします。
書家 紫舟氏の作品
搭乗までの時間はサクララウンジで過ごすことにします。新千歳空港のJALラウンジといえば、エスカレーターを上がって目の前に現れる書家である紫舟氏の作品でしょう。
作品名:
∞を超えて私たちのもつ無限の可能性を、信じてみる。
だれかがつくった常識や制約は、きっと越えられる。
もっと先の自分へ、無限大を超えて。
素敵な作品ですね。ラウンジへ向かう前、もしくはラウンジを立ち去るときに少し足をとめて鑑賞したい作品です。
ちなみに新千歳空港のラウンジリニューアル直後は別の作品でした。下の写真が以前の作品です。
作品名:
書景 letterscape ~春夏秋冬~風水香~雨上天澄~
こちらは書の彫刻です。彫刻で表現された書が照明の影となって、もう一つの書が浮かび上がっています。
受付を済ませ、サクララウンジへ入室します。
中の様子
今更紹介することもないので、写真中心に紹介。
品良くまとまっています。
かなり大雨で風も強い日でした。私が乗る飛行機が無事飛び立てるか少し不安に。
搭乗〜『心に刻む』こと
あいにくの荒天のため、出発予定は15分遅れ。
それでも飛行機は飛び立ちます。
搭乗中は機内誌である「SKYWARD」を読みました。2018年10月号。
浅田次郎さんの「つばさよつばさ」は必ず読むことにしています。10月号は「タオル大好き♡」というタイトルで、偏愛や病気レベルのタオル愛について大いに語っておられます。今号は特にユーモアたっぷりで、思わず機内で吹き出しそうになりました。
『旅先で写真を撮る習慣がない。形にとどめるよりも心に刻むべきだと思うからである。』
つばさよつばさ 第181回 浅田次郎 著
これは一節の抜粋です。 私は比較的多くの写真を撮る方ですし、記念品等の形に残るものも割と手元に置いたままです。
私自身の旅を振り返ってみると、確かに写真を撮ることや記念品を集めることが目的になっていて、旅を楽しむことがないがしろにしてしまっていたような気がします。
もちろん、ブロガーですので写真を撮ったり記念品を収集して公開するのはある種宿命とも言えます。ですが、少なくとも、ブログを目的とした旅ではなく、旅そのものを楽しんで、その内容を共有できる記事を執筆したいものです。読者はブログ記事にするために企画された旅の記事を読みに来ているのではありませんから。
読者とブロガーは同じ方向を向いて、手を取り合う仲でないといけませんね。