先日、飛行機を撮るために空港に行きました。
写真を撮るために空港に行くのは初めてです。
此度、ひょんなことから同僚らとカメラの話になり、なら羽田空港に飛行機の写真撮りに行かない?という流れになりました。
本記事は、カメラについては完全初心者である私が、飛行機写真を撮るまでの記録です。
持ち物
同僚の一人は、カメラが趣味でSFC&JGC持ちという今回の撮影には格好の師となる人物です。彼をリーダーとして、私を含む数人のメンバーで撮影します。
まず、事前にリーダーから示された持ち物を確認してみましょう。
デジタルカメラ、一脚、防寒着、飲料水、無線受信機 等
無線受信機!?という感じですが、航空無線を聞くためとのこと。リーダーは航空無線もやってたんですね・・・。航空無線を聞いていると離着陸する滑走路がわかるそうです。もちろん、Flightrader24でもわかるので、私はこれをインストールしておきました。
一眼レフ持っていない
で、当たり前ですが写真撮影をするためには、カメラが必要です。そして、飛行機を撮影するには一眼レフカメラ(or ミラーレス一眼)が望ましい。というのも、通常のコンパクトカメラですと、飛行機が離れすぎていて小さな飛行機しか撮れないからです。
一眼レフカメラだと、望遠レンズというレンズを装着することでかなり遠くまでズームができます。
望遠レンズがあると、このように離れた被写体でも、ズームして撮れるのですね。
で、私は一眼レフカメラを持っていなかったので、どうしたのかというと、この日のために家族から借りました。
カメラはかなり旧モデルのCanon EOS Kiss X5、そしてレンズは55mm-250mmの望遠レンズ。レンズの数値はよく分からないのですが、数値が大きいほどズームすることができます。
ちなみに250mmというのは飛行機撮影には不十分とのことで、400mmはあった方が良いとのこと。
こればっかりは仕方ありません。250mmで頑張ってみます。
太陽の位置と風向きが重要
飛行機の撮影は太陽の位置と風向きが重要です。特に、今回の撮影スポットである羽田空港のように4つの滑走路があり、それぞれの滑走路が東西南北に囲むように配置されている空港の場合、時間帯によって逆光と順光とが変わります。
当たり前ですが、基本的には滑走路の方を向いた時に、順光になっている方が綺麗に撮れます。
そして風向きも大事です。飛行機は向かい風に対して離陸と着陸します。向かい風だと安定するからですね。追い風で離陸、着陸はしません。
で、2019年の滑走路の使われ方は次のようになっています(参考画像は国土交通省から引用しました)。
羽田空港の展望デッキから撮影できる滑走路はA滑走路とC滑走路の2つだけです。 B滑走路とD滑走路は遠すぎて撮影には向いていません。
という訳で、南風だと離陸の写真しか撮れません。(2020年から南風時は新ルートとなり、滑走路の運用が変わります。興味のある方は過去の拙記事をご覧ください。羽田都心ルートを考える。立場で歓迎・反対が別れる東京都心上空通過ルートのお話。)
北風であれば、離着陸の写真が撮れます。
色々と解説しましたが、結局のところ、午後の北風時に第2ターミナルからC滑走路を撮影するのが理屈のうえでは最も良いことになります。
撮影本番
撮影日は晴天。終日南風だったため着陸の写真は撮れませんでしたが、その分、離陸が中心となりました。
一応、一眼レフカメラ完全初心者が撮影した写真を貼っておきますので、もし良ければご覧ください。
ここまでご覧下さり、有難うございました。