クラスJ入門編に続いて応用編です。
クラスJだからといってもサクララウンジは使えない
これは入門編に入れるべきだったかもしれませんが、意外と知らない人も多いので応用編にしました。
クラスJは確かに上位クラスですが、だからといってサクララウンジが使える訳ではありません。サクララウンジは上級会員向けのサービスですが、クラスJを利用したからといって上級扱いはしてくれないのです。空港においては普通会員と同じです。空港で特別扱いしてくれるのはファーストクラスから。
JMBクリスタル会員がクラスJを利用するとプライオリティバッゲージサービスを受けられる
JMBクリスタル会員限定ですが、受託荷物が早く出てきます。普通会員がクラスJを利用しても受託荷物の優先引き渡しはありません。クラスJのサービスというより、JMBクリスタル会員向けのサービスですね。繁忙期だと荷物が出てくるまでに時間がかかりますから、これはありがたいですね。
枕を貸してくれる
クラスJロゴ入りの赤いブランケット貸出サービスは有名かもしれませんが、枕を貸してくれるのはあまり知られていないかもしれません。この枕もクラスJのロゴ入りです。腰にあてたり、首にあてたりします。私も時々利用します。ブランケットは積極的に勧めてきますが、マクラはあまり勧めてきません。ですから知らない人も多いかもしれませんね。
クラスJは法人向けに無料である
法人向けのサービスであるJALオンラインを使用するとクラスJ料金が無料になります。一円でも安くすることが経費削減には大切。普通に考えれば千円が追加で必要になるクラスJは法人では利用されないはずです。にも関わらず出張族に支持されているのはこの無料キャンペーンが大きいのでしょう。
基本的に満席である
クラスJは法人向けが無料なこともあってか予約が取りづらいです。よく利用される方はご存知でしょうが、クラスJは争奪戦なのです。ですから、人気路線では早めに予約しないとクラスJは確保できません。ただ上級会員であれば空席待ちで意外と確保できたりします。これはビジネス客が多いためです。ビジネス客は予約変更が可能な運賃の場合が多いですから、仕事の都合で便を変えることが多いのですね。
出発2~4時間前から空席が出る
これも意外なのですが、出発の2~4時間前に空席が出ることがあります。ビジネス客が多いためでしょう。当日の空席待ちは空港での手続きが必要になりますから出発の3~4時間前には空席待ちがないのです。つまり、クラスJのキャンセルは発生するのに、空席待ちがない状況が出発の2~4時間前なのです。このような場合、Web上には反映されていますから、その時点で予約すればクラスJが確保できます。なお、出発2時間前を切ると空港で空席待ちする人が出てきますから、この手段は使えません。人気路線だと種別Sの上級会員でもない限り、クラスJの確保は難しいでしょう。
以上、応用編でした。クラスJに頻繁に乗る人にとっては常識的なものばかりで物足りなかったかもしれません。一方、これからクラスJを利用しようという人には新しい発見があったかもしれません。知っているからといって自慢できるものではありませんが、豆知識として活用して頂ければ幸いです。