普段ならブログ記事にはしないのですが、たまには趣向を変えてこんな話でも。
ここしばらく日本は晩婚化の傾向があります。
私の職場にも結婚するには良い年齢の同僚男女が結構いるのですが、結婚どころか彼氏彼女のいない人も多く、日本の晩婚化傾向にますます拍車をかけています。
私はそんな会社の中では珍しく既婚者ということで、彼らのことを優しく?見守っているのですが、不思議に感じることがあります。それは、結婚をしたいという意志は彼らにあるものの、焦っているようには見えないことです。
私自身、彼らの力になってあげたいのですが、男性同僚はともかく、女性同僚(しかも後輩)に対しての恋愛の相談はその気はなくてもセクハラになる可能性があり、ますます力になってあげ辛い状況です。
そんな中、後輩男子A君から女性を紹介して欲しいと言われ、はりきって食事会(合コン)を企画、幹事として参加もしてきました。(もちろん、私が既婚者であることは先方に伝えてます)
私の使命はA君および一緒に声をかけたB君に彼女を作ってあげること。食事会では、場の盛り上げ役を買いつつ、A君とB君をアピールしていきました。
ただ、私の頑張りも虚しく、いまいち会話は盛り上がらないまま会はお開きとなり、連絡先の交換もないまま解散となりました。
さて、A君、B君にとって成果は乏しい会となった訳ですが、私的には色々と学びがありました。
それは、女性陣はオンもオフも非常に充実しており、今のところ特定のパートナーは不要のように感じられたことです。
同じことは男性陣にも言えるのですが、基本的に恋愛が無くても十分に充実した生活を送っています。
合コンに来た以上、異性との出会いを期待していたのは間違いないのでしょう。
ただ彼、彼女らは仕事は充実しているようですし、プライベートについては既に自己のスタイルを確立していますから、無理して異性のパートナーを見つける必要はないのかも知れませんね。
つまるところ、彼氏、彼女は欲しいが無理をしてまで欲しくない、というのが本音なのかもしれません。
こう考えると、冒頭にあげた
「結婚はしたいが、彼氏彼女がいなくても焦っていない」
という私が抱いていた疑問にも納得がいきます。
彼らにとって異性のパートナーは、自身のライフスタイルに無理なくスッと入ってくれれば歓迎できますが、生活のスタンスを変えてまで作るものではない、ということなのかもしれません。
ただ、既婚者として偉ぶるわけではまったくありませんが、今回のA君のように、異性との出会いを依頼されれば彼らの力にはなってあげたいと思います。