我が家は自宅でコーヒーを気軽に楽しむためにカプセル式のコーヒーマシンを愛用しています。
カプセル式のコーヒーマシンは手軽さという意味ではトップクラスで、忙しい家族が日常的にコーヒーを楽しむには必須のアイテムだと考えています。
もちろん、コーヒーは豆を挽いてハンドドリップで淹れる一連の作業そのものも十分楽しいものですから、時間の許す限り我が家でも手間をかけてコーヒーを楽しむようにしています。
ですが、忙しいとそれは難しく、手軽で本格的な味が楽しめるカプセル式のコーヒーマシンの使用頻度は自然と高くなることが現実です。
さて、そんなカプセル式のコーヒーマシンですが、国内では大きく分けて「ネスプレッソ(NESPRESSO)」シリーズと「ドルチェグスト」シリーズの2種類があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、どちらか一方を購入するとなると悩むことになると思います。
我が家には幸運にもこの2種類のコーヒーマシンがありますから、購入を検討している人向けに「ネスプレッソ」と「ドルチェグスト」を比較してみます。
味はネスプレッソの方が美味しい
まずは最も気になる「味」についてです。はっきり言って、ネスプレッソの方が美味しいです。おそらく10人に尋ねたら10人がネスプレッソの方が美味しいと答えるほど、味に違いがあります。
別にドルチェグストの味が悪いというわけではないのですが、ネスプレッソと比べるとやはりネスプレッソが優位という感じがします。私自身、ドルチェグストについては、全ての種類を試しましたが、コーヒーの味の要素である「酸味・苦味のバランス」、「香り」はネスプレッソが優位と感じています。
ただ、後述するようにカプセル価格が異なりますので、差があって当然ともいえますね。
価格はドルチェグストの方が安価
コーヒー1杯あたりの価格では、ドルチェグストのほうが安いです。
- ドルチェグスト:1杯あたり約50円
- ネスプレッソ:1杯あたり約80円
価格でいえばドルチェグストの方が優位です。安価であることは、長く利用にするにあたっては重要な要素ですね。1杯あたりの差は30円ですが、この差をどう考えるかがポイントとなりそうです。
なお、1杯あたりの価格差は、抽出可能量も考慮するとさらに差が広がります。というのも、ドルチェグストにはマグサイズと呼ばれるカプセルがあるからです。
- ドルチェグスト:マグサイズのカプセルの場合、約200mlが標準
- ネスプレッソ:最大でも110mlが標準
量にして、約2倍の差です。マグサイズのカプセルを選べば、1つのカプセルを100mlずつ2人で分けられますね。その場合、1杯あたりのコストは約30円にまで下がりますから、長い視野で考えた場合大きな差になりそうです。
カプセルの購入方法について
意外と大きな差があるのが、カプセル購入先です。
- ネスプレッソ:直営店(21店舗)か公式オンラインショップ
- ドルチェグスト:スーパー(イトーヨーカドー等)や家電量販店、公式オンラインショップ
購入はドルチェグストの方が容易です。スーパーや家電量販店で取り扱っていますから、入手が容易なうえ、各店舗のポイント制度をうまく使えばお得に購入できますね。
一方のネスプレッソは、購入先が限られています。直営店は店舗数が少ないですし、その多くは百貨店に入っているため、割引を期待することは出来ません。
メンテナンスの差
メンテナンスはどちらも必要ですが、簡単そのもの。
この写真はネスプレッソ(ピクシー)のもので、使用後に洗浄が必要なものです。
こちらはドルチェグスト(ジェニオプレミアム)のものです。
ネスプレッソもドルチェグストもどちらも使用後に洗浄が必要なことは変わりません。機種にもよりますが、我が家の場合ですと洗浄点数は4点です。
なお、どちらも使用前と使用後に湯通しが必要です。湯通しについては、ドルチェグストの場合だと1回で十分綺麗になるのに対し、ネスプレッソだと複数回実施しないと綺麗になりません(取扱説明書では1回で十分と書いてありますが)。湯通しが1回で済むドルチェグストと比較すると、ネスプレッソは若干面倒かもしれません。ですが、総じてメンテナンスはどちらも簡単といえるでしょう。
結局、ネスプレッソとドルチェグストはどちらがオススメなのか
ここまで、ネスプレッソとドルチェグストを比較してきました。もし、どちらがオススメかと聞かれれば、ネスプレッソと答えます。
理由は美味しさ。コーヒーを楽しみたいのであれば、ネスプレッソの方が満足度は高いはずです。
では、ドルチェグストはどのような場合に向いているかというと、家族全員が毎日コーヒーを飲む場合や、SOHO内といった大量の消費が想定されるケースでしょうか。
ネスプレッソと比較した場合、ドルチェグストはコストの面で圧倒的に優位です。一杯あたりの価格差はそこまで大きくないものの、毎日大量に消費されるのであれば、そのコストは馬鹿にできません。
もし個人宅で週末や限られた時間に上質なコーヒータイムを楽しみたいのであれば、ネスプレッソ。オフィス内や使用頻度が極端に高い家庭であればドルチェグストを選ぶというのが私のオススメです。
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