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FLY ONステイタスの新制度が機内誌でフライング予告されていた話

だいぶ前の話になるので、今更なのですが折角ですので記事にします。

先日、JAL搭乗後に持ち帰った機内誌のスカイワード2016年5月号を読んでいたのですが、気になる一文を見つけました。

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お子さまが生まれた後の一定期間、FLYONステイタスをご搭乗の実績にかかわらず継続してお持ちいただけるサービスの導入を検討していますが、これも女性社員の声によるものです。

 

FLYONステイタスの新制度の予告とも受け取れる内容でした。

程なくして2016年6月にJALホームページ上でこの新制度が正式にアナウンスされました。JMBクリスタルの資格が搭乗実績に関わらず維持できるというものです。

【参考リンク】JALマイレージバンク - お子さまが生まれてから一定期間の間JMBクリスタルステイタスをご提供

スカイワード5月号は2016年5月1日以降に機内で読むことができましたから、インターネット上での発表よりも1カ月前に新制度の予告がされていたことになります。

 

この制度はJALなでしこラボで生まれたらしい

この制度の予告はJALなでしこラボに関する記事の中で登場しました。ちなみにJALなでしこラボとは、JALのダイバーシティ(多様性)の実現のための第一歩として女性社員が活躍する企業を目指すべく設置された組織です。

 

出産、子育てで上級会員資格の喪失の可能性が緩和される?

女性が働くという文脈の中で登場した制度ですから、この制度が第一に想定されるメインターゲットは法人の女性客でしょう。出産、子育てにより職場から一時離脱、もしくは時短勤務なると、出張も減りますからせっかくの上級会員資格を失ってしまいます。上級会員資格は魅力的ですから、これを失うことは顧客としては非常に残念ですね。JALとしても他社に移られる可能性がある訳です。ですから、不本意ながらJALから遠ざかってしまった会員を囲っておきたいと考えることは自然です。

 

本制度は男性にも適用

この制度は男性にも適用されます。私的な意見ですが、子育て中の女性が企業で活躍するには、男性の協力が大きな力となるはずです。男性が子育てに参加できる環境を顧客にも促すことは、ダイバーシティを推進するJALに是非期待したいところ。一般的に男性はステイタスに敏感ですから、子育て世代の父親には結構効果があると思います。私自身、子育てで上級会員資格を失ったらANAに浮気するかも知れませんし。

 

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話がそれました。今回の記事の主題は機内誌でFLYONステイタスの新制度がフライングで予告されていたことでした。それにしても正式発表前だった制度が雑誌で予告されていたとは思ってもいませんでした。今後は機内誌も隅々までチェックしないといけませんね。