先日、JALのプレスリリースでE190の導入が発表されました。このニュース、面白いなと思ったのはクラスJが1+2 の配置であることです。つまり一人がけクラスJシートがある訳です。
クラスJシートは普通席に比べれば格段に快適です。その快適さと、法人向けにはクラスJが無料ということも手伝って、どの便でもクラスJは満席です。このクラスJが一人がけなのですから、この席から埋まっていくのは必至でしょう。
国内線前方座席指定サービスは
気になるのは上級会員(JGC会員かJMBダイヤモンド会員)向けの国内線前方座席指定サービスがどこまで適用されるかです。通常、この座席指定サービスで指定できる席は、前方が広い最前列や非常口近くの席が該当しています。
クラスJ一人がけシートは快適なはずですから、これらの席が優先シートとして割り当てられる可能性も無しではありません。
この機材で前方座席指定サービスの対象座席で確実なのは、
1列目
15列目
20列目
でしょう。一方、この中で注意が必要な席は15Cかもしれません。一見、15Cは前方に席がありませんから広々としていてリラックスできそうです。ですが、動線的にネックとなる箇所に配置されています。
優先搭乗しようものなら、後方座席利用客全ての方と対面することとなります。また通路混雑時は15Cの客の目の前で立ち止まるでしょうから、これはかなりの圧迫感があると想定されます。
15Cを利用する時は優先搭乗せず、最後に乗るのが良い戦略だと思います。
クラスJでなくとも快適なはず
この機材はSKY NEXTですから、普通席でも十分快適に過ごせるはずです。むしろ既存の機材にはない最新の装備が用意されているようですし、かなり快適なのではないでしょうか。
【参考リンク】
私はE190運行区間である伊丹⇔鹿児島間を利用する機会はありませんので、就航したら他の方の搭乗レポートを楽しみたいと思います。