私はJALカードのCLUB EST会員なのですが、このカードの提供する特典の一つに国内線サクララウンジの利用権があります。
これは、
・年間5回まで国内線のサクララウンジを利用出来る
・利用の際、同行者1名まで無料でラウンジに入室できる
というものです。
利用方法
利用方法ですが、至って簡単です。航空券もしくはJMBカードをラウンジ受付の読み取り機にかざすだけです。
もし同行者がいる場合は、受付の方に一言その旨を伝えてからかざします。同行者も読み取り機に航空券をかざす必要があるからです。読み取り機にかざすと、入室許可の表示が画面に映し出されます。
なお、予約は必要ありません。当日、直接ラウンジに向かうだけです。
途中退室も可能
もちろん、途中退室は可能です。例えばお土産を買うといった理由でもラウンジを退室出来ます。再入室する場合、航空券を再度かざす必要はありません。私は試したことがありませんが、かざしてしまうと、おそらく使用可能回数が再度引き落とされてしまうはずです。
万が一ラウンジクーポンが誤って引き落とされてしまった場合でも、受付に相談すれば使用回数は後日戻ってきます。
国内線サクララウンジでは軽食の提供はない
便利なJALサクララウンジですが、軽食が提供されていないことには注意が必要です。国内線のサクララウンジでは軽食サービスは提供されていません。これが国際線サクララウンジとの最大の違いですね。
あるものはスナック類のみです。ビールやウィスキーといったアルコールは提供されていますので、お酒好きでしたら問題ありません。
一応、ラウンジ内に食事を持ち込むことができますが、あくまで常識の範囲内です。お湯を使って用意するもの、例えばカップ麺は明確に禁止*1とアナウンスされています。
匂いのあまりしないパン類やおにぎり程度に留めておくのが最低限のマナーでしょう。あくまでラウンジです。アルコールも飲めますし、盛り上がる気持ちもわかりますが、大きな声で話すのはNGです。
満席で利用出来ないことがある
もう一つの注意点としては、サクララウンジが満席で入室出来ないことがある点です。私自身、過去、熊本空港のサクララウンジで経験したことがあります。
羽田のサクララウンジについては利用客は多いものの、ラウンジも大きいため、満席ということはあまりありません。一方、地方の空港だとラウンジ自体が狭いこともあり、満席になってしまう可能性があります。この場合、入室できません。空き次第入室できますが、それまで並んで待つ必要があります。
このように利用に当たっては注意する点もありますが、基本的には気にすることのないものでしょう。
出発前に十分リラックスして旅を満喫してください。
(2016年8月21日更新)
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