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α6400 + MC-11 + SIGMA 18-300mm の相性を解説します!

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私はシグマ製のレンズである『18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM』を『MC-11』を使って『α6400』で使用中です。

この組み合わせを検討している方向けに、細かい相性を解説しますね。

 

検証のファーム

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MC-11はファームによって動作が変わることがあります。今回の検証は、以下のファームで行なっています。

  • MC-11:1.23
  • α6400:1.00

 

AF速度

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α6400 + MC-11 + 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMで撮影

基本的に実用には十分な速度だと考えています。AF-S(静止物向けのAF)の場合、ワンテンポ(1.0秒)くらいでピントが合います。

動作保証外であるものの、AF-C(動体向けのAF)の場合は純正レンズ並みに超高速でピントが合います。

 

AFモード

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AFモード選択画面

AFは全てのモードが選択可能です。公式に動作保証しているのは、AF-S(静止物向け)のみですが、AF-A(自動判別)、AF-C(動体向け)も選択でき、動作します。私はAF-Cをメインで使うことが多いです。

DMF(AFした後、MFで微調整)は選択可能ですが、『α6400』+『SIGMA18mm-300mm』では事実上使用できません。というのも、フォーカスリングを物理的に回転することができないから。

 

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AFモードだとフォーカスリング(赤枠)が手動操作できない

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AFとMFの切り替えスイッチ

SIGMA18mm-300mmはAFとMFとをレンズ側で切り替えることができます。DMFを使用したい場合は、AFにする必要があるのですが、AFにするとフォーカスリングを手動で回せなくなります(機械制御となり手動操作がロックされる)。なので、DMFは事実上使用不可ということになります。

なお、レンズの切り替えスイッチをMFにすると、α6400が自動的にMFを検出して、MFモードになります。

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MFモードになった状態

MFモードの使用感はソニー純正レンズと全く同じです。フォーカスリングを回して、手動でピント合わせを行うことが出来ます。

 

連写は、Hi+まで対応

連写はHi+まで選択できます。そして、『α6400』+『SIGMA18mm-300mm』の組み合わせであれば、AFはHi+でも追従します。

このレンズに限らず、シグマ製のレンズでは、Hi+でも追従するケースが多いようです。

ちなみに、私が試したキャノン純正レンズではLoまでしか追従しませんでした。

 

フォーカスエリア

フォーカスエリアは全て選択可能です。

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フォーカスエリアの選択画面
  • 選択可能:ワイド、ゾーン、中央、フレキシブルスポット、拡張フレキシブルスポット、トラッキング:ワイド

フォーカスエリアに、制限はありません。

 

手ぶれ補正

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手ぶれ補正の切り替えスイッチ

手ぶれ補正はレンズ側にあり、スイッチで手ぶれ補正のオンとオフを切り替えることができます。

α6400の唯一の欠点といえばボディ内手ぶれ補正が無く、手ぶれ補正は完全にレンズ側に依存してしまうということです。

で、肝心のSIGMA 18-300mmの手ぶれ補正ですが、MC-11を経由したα6400との組み合わせでもSIGMA 18-300mmの手ぶれ補正の効果はきちんと発揮されます

手ぶれが心配だった方にとっては朗報ですね。

 

まとめ:お手頃価格の望遠レンズにはSIGMA 18-300mmがオススメ

『SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM』は約4万5千円(Amazon価格)と、ソニー純正レンズと比較すると超安価です。

300mm以上のソニー純正望遠レンズは次の2つしか無く、どちらも非常に高価です。

  • 『FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS』=約15万円
  • 『FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS』=約29万円

(価格はソニーストアの価格です。)

ソニー純正レンズは価格が高いことはもちろんのこと、フルサイズ対応のレンズのため、サイズも大きめです。正直、α6400を使っているアマチュアユーザであれば、絶対に躊躇するレベルです。

将来的にα7やα9といったフルサイズ機に移行する予定があるのでしたら、選択肢としてはありですが、そうでないならば、そうそう手は出せません。

 

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『SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM』と、このレンズを使うためのコンバーターである『MC-11』(約2万5千円(Amazon価格))の購入費用を考えても、合計約8万円となり、ソニー純正レンズに比べて7万円〜21万円も安く300mmの望遠レンズが手に入ります。

  • 『SIGMA 18-300mm』+『MC-11』=約8万円
  • 『FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS』=約15万円(SIGMAレンズとの差:7万円)
  • 『FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS』=約29万円(SIGMAレンズとの差:21万円)

描写性能や安定性の差はありますが、アマチュアユーザとしては『SIGMA 18-300mm』の価格は魅力的ではないでしょうか。

しかも、MC-11を購入することで、SIGMA製の豊富なレンズラインナップが選択肢に入ってくるという利点を忘れてはいけません。

もちろん、動作保証外となっていますが、キャノン製やタムロン製のEFマウントレンズも選択肢となります。MC-11によって一気にレンズ選択肢が増えることになるのです。このメリットは非常に大きいです。

少し話がずれましたが、私としては、α6400の望遠レンズとして、『SIGMA 18-300mm』と『MC-11』の組み合わせをオススメしています。

 

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そもそもMC-11って何?

MC-11って何?もっと詳しく知りたい!という人はこちらの記事をご覧ください。MC-11のメリット/デメリットを解説しています。

www.sukoshi-tanoshiku.com